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「主語がないからわからない」って [雑多]

ほとんどの人にはどうでもいいかもしれないが
私にとっては気づきなので、以下メモ。

<疑問>
「主語がないからわからない」
と言われてしまうことがあったとき、何がいいたいのか、いつもよくわからなかった。

<気づき>
・意味がわからなかった理由
主語を文法上の「主語」ととらえてしまっていたから。

文法上の主語があっても言われるのよね。まずその時点で意味が分からない。
それに、「私は」を省略することは会話上よくあることで、主語の「私は」を補完したところで、会話の理解度にはほとんどの場合寄与しない。なので、「私は」を補完して何の意味があるの?と思っていた。

ついでに言うと
「主語がないからわからない」は主語が省略されている。省略しないで表現すると「主語がないから『私は』わからない」となる。
ひとには、「主語がない」と指摘する、その文書自体に主語がないのが、傲慢な主張だなあと思っていた。

ふと、
「主語がないからわからない」という会話文では、
「主語」という言葉を「キーワード」とか「大事な事象」っていう意味でつかっているのだろうなあ。
とふんわり、理解した。

で、今までの経験を振り返って、体感で意訳すると①か②のどちらかなんだろうな。
①意味がよくわからないから、もう一度丁寧に言って。
②お前の言うことはききたくない、だまれ

だいたいの場合は、①で理解すればよかったのだと思う。
私の発言に大事なことが足りていないから、その人はきっと理解に至らなかったのだ。

ただ、ほんの一握りだが、②の意味で便利に「主語がないからわからない」を使っているひともいる。
自分の理解できない話題になってしまったときに、自分の思考が追い付かないことを隠したいために、しつこく発言を妨げるひと。自分の歓迎しない意見に場が流れそうなときに、相手を貶める人。

そんな人は、相手にするのはやめていいんだ。やめよう。

<まとめ>
「主語がないからわからない」と言われることがもしあったら、丁寧に言い直してみよう。
その後でも、ごちゃごちゃ変な言い方をしてくる人は、相手にしなくてよい!


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